
最近では雑誌やテレビなどでも臍帯血の可能性について、情報が少しずつ周知されてきています。臍帯血を適正な管理のもとで保存しておくことで、白血病や先天性免疫不全症など、骨髄移植と同様の治療を必要としている患者さんに使用することが可能となります。また、骨髄移植の場合と比べて提供者側の時間や体力、精神面での負担も少ないのです。
それでも情報がまだ不足していることもあり、出産という大きな出来事で心配な方も多いでしょう。まずは、自分が提供することで確実に助かる可能性のある命が生まれるということを知ることからスタートして下さい。普及がすすめば、今、自分が知らない人だけでなく、身近な人が同様の病気になった時にも、治療ができる可能性が生まれてきます。
質問やお問い合わせは、各都道府県の臍帯血バンクで受けつけています。